「まとめ記事」の言葉を一度は聞いたことがありませんか?
一般的には、いろいろなサイトの情報を一気に見られるように一つの記事に集めているような記事です。
「まとめ記事」と一緒に使われる言葉に「個別記事」があります。
「個別記事」は、通常書いている「記事」のことを意味しています。
この「まとめ記事」を、自分のブログで作ると
- 読者さんに見やすいコンテンツができる
- 読者さんが関連記事を見つけやすい
- 内部リンクやキーワード選定でSEOに効果的
- 古い記事に注目を集められる
のいいことがあります。
このときの「まとめ記事」は、ブログの内容の大きな柱の知りたい情報が最低限はわかり、具体的な内容はリンク先に書いてある記事のことを言います。
ただ、このまとめ記事、「記事数が多くなったから、見やすくするためにまとめ記事を作る」という方が多いです。
でもそんなことはありません。初心者さんだからこそ、まとめ記事を効果的に使う方法があります。
この記事では、ブログ初心者さんがまとめ記事を効果的に使う方法を紹介します。
まとめ記事を考えるポイント
具体的にまとめ記事を作る手順を説明します。
まとめ記事を作るには、2つの方法(考え方)があります。
- 自分のブログの中の大きなキーワードでまとめ記事を書く。
- 既に書いた個別記事を集めてまとめ記事にする。
自分のブログの中の大きなキーワードでまとめ記事を書く方法
「自分のブログの中の大きなキーワード」とは、まず自分のブログの「カテゴリ」のイメージです。
「ドライブデート」「スイーツ」「育児」など、まずはカテゴリを一つ選びます。
そして、その中でまとめるストーリーを考えます。
例えば
「ドライブデート」→ 日帰り・海・山・ショッピング・距離・時間・行先・車内の過ごし方
「スイーツ」→ お店のエリア・スイーツの種類・季節(春のスイーツ等)
「育児」→ 子供の年齢・一日の時間帯(朝・夜)・食事
などで分けていきます。
そして、このキーワードで個別記事がいくつくらいかけるかな?と考えてみましょう。
すでに書いている個別記事があるなら、それも数えます。
「ドライブデート・車内の過ごし方」で個別記事を考えてみます
・ ドライブデート 車内の過ごし方 車を汚さないおやつ
・ ドライブデート 車内の過ごし方 しわになりにくい服
・ ドライブデート 車内の過ごし方 崩れにくいもたれ髪型
・ ドライブデート 車内の過ごし方 手元に置いておいたほうがいいもの
「育児・子供の年齢」で個別記事を考えてみます。
・ 育児 2歳 おやつ
・ 育児 2歳 洋服
・ 育児 2歳 おもちゃ
・ 育児 2歳 お出かけにもっていくもの
・ 育児 2歳 習い事
個別記事のキーワード選定は必要ですが、いくつか考えられます。
これは、ドライブデートに行く準備をする人や、2歳児を育てている人が知りたい内容ですよね。
ただし、全部を1つの個別記事にしようとすると、キーワードが多くなりすぎてまとまらなくなってしまいます。
ですので、「まとめ記事」を最終目的として、個別記事を作っていきます。
このまとめ記事には初心者さんにとてもメリットがあります。
それは、1記事1記事で『何を書こう』『ブログネタがない』と悩む必要がなくなります。
例えば「ゆまこの部屋 Cocoon」のこの記事は、ブログの始め方の「まとめ記事」を作るためにブログの開設手順をステップに分けて順番に個別記事を作っていきました。
「ゆまこの部屋 SWELL」のこの記事も、CocoonからSWELLに移行した人のための「まとめ記事」を作るためにステップに分けて順番に個別記事を作っていきました。
既に書いた個別記事を集めてまとめ記事にする方法
記事を既にたくさん書いていて、まとめられる内容がある場合は、今の記事を組み合わせて「まとめ記事」を作っていきましょう。
「記事の数はたくさんあるけど、まとめ方がわからない」という場合には
1. 自分の記事をカテゴリごとに表示する。
2. タイトルをよく見て、内容を思い出してストーリーが作れる内容があるのかを考える。
を進めてみましょう。
「ゆまこの部屋 Cocoon」のこの記事はまさにまとめ記事です。
この記事は、カスタマイズの記事をどんどん書いていって、数が増えたのでどうまとめようかと考えて、このまとめ記事にしました。
まとめ記事を作るときに注意すること
まとめ記事を作るときに注意するポイントがあります。
・ただの目次のページならないようにするとさらに良い
関連記事がまとまっているだけで読者さんに見やすくなるのですが、まとめ記事自体にストーリー性があると読者さんにより分かりやすくなります。
ただリンクを貼るだけでなく、記事の説明を加えたり、前後の記事との関連性を記載したりするのがお勧めです。
・ストーリーで不足している記事を追加する
「まとめ記事をつくってみたら、この部分が足りなかったな」というときには、個別記事を追加してまとめ記事へのリンクを貼りストーリーを補足しましょう。
「まとめ記事のこの部分には、この個別記事の内容はちょっと違う」と迷った時にも、個別記事を追加しましょう。内容がちょっと違う場合は無理にまとめ記事に組み込まないほうがわかりやすくなります。
・まとめ記事と個別記事は内部リンクを貼る
「まとめ記事」と「個別記事」と相互の内部リンクを貼りましょう。
読者さんが「まとめ記事」⇔「個別記事」の行き来がしやすくなりますし、SEO的にもメリットがあります。
・まとめ記事が完成したらサイトの目につくところにリンクを置く
まとめ記事の入り口は、サイトの目につくところ つまり 読者さんがアクセスしやすいところに置きましょう。
Cocoonなら、「おすすめカード」か「ボックスメニュー」
SWELLなら、「ピックアップバナー」か「ボックスメニュー」
などを利用しましょう。
まとめ
この記事では、ブログ初心者さんがまとめ記事を効果的に使う方法を具体的に紹介しました。
まとめ記事は、読者さんが記事を見やすくなり、SEO効果があるだけでなく、さきにまとめ記事を考えることで、ブログ初心者さんにとっても大きなメリットがあります。
そのメリットは
・まとめ記事のストーリーを先に作り、それから個別記事を書くことで個別記事の内容がぶれない(1記事1テーマを守ることができる)
・必要な個別記事の内容が決まっているので、「ブログネタが思いつかない」と毎回考える必要がない
です。
ブログ初心者さんだからこそ!ぜひ「まとめ記事」を取り入れてみてください。